私たちの仕事
従業員紹介

取締役工場長 中西良太
お客様の要望を形にするのが私の仕事です。イメージを専属デザイナーに伝え、そしてご提案する。製品が形になってお客様に納品し喜んで頂けた時が一番うれしいです。
また、メーカーからの依頼品は、指示された製品の寸法や形状が図面通りに制作されているか常に確認しております。
年々寸法公差や品質基準が厳しく、また環境問題等にも対応しなくてはなりません。
私は、「品質・安全・納期・改善」を常に意識し技術の向上と効率的な生産体制を確立するのが主な仕事と思っています。
これからもお客様のご期待に応えるべく、時代の変化に柔軟に対応し、地域社会・産業界の発展に貢献できる工場経営を目指します。
私は、お客様の期待に応える「ものづくり」を追求しアルミマークの製造をしております。「品質・信頼」を何よりも大切にして製品の一つ一つを丁寧に作り、お客様に良い製品を届けられる様に日々務めております。 『アルミマークといえば、岩野マーク』と言って頂けるように、品質管理を徹底し品質向上と安心・安全な製品づくりに取り組んでいきたいと考えています。
そして、副工場長として社員一人ひとりと真摯に向き合い明るい職場づくりが私の役目と思っております。

取締役副工場長 宇田圭介

品質管理部 部長 川野秀徳
年々、品質管理基準が厳しくなっております。厳格な品質管理体制を維持していく事が私の仕事です。
製品の規格段階から「製造・検査・納期・品質の維持・行程」と妥協することなく取り組んでおります。
また、2022年度よりKEYENCE製の三次元画像寸法測定器・マイクロスコープを導入し、厳しい品質基準にも対応できる体制を整えました。
『どんな小さな異常も見逃さない』お客様にご満足頂ける製品をお届けし「職人魂と心のこもった製品」を納品する為に日々努力しております。
塗装部は、製品の完成に魂を入れる最終工程を担当しております。
―つ一つ心を込めて丁寧に仕上げます。製品の調色は非常に難しくお客様のイメージにあった色彩に仕上げる為に日々格闘する毎日です。
吹付塗装から色入れ塗装そして焼き入れ行程と時間の勝負です。希釈率を―つでも間違えれば、まったく違った製品となってしまいます。
岩野マークの塗装部は、製品全てのレシピーを管理し、また作業手順書等を作成して常に同一の製品が仕上がる様に管理しております。
今後も時代の変化や環境に柔軟に対応し、品質の高い製品作りに務めてまいります。

塗装部 部長 小林洋

成形部 部長 福崎浩
成形部は、プレス製品を形に整える作業をする部門です。
プレスした製品の不要となる縁部を切断する加エトリミング加工もしくはトリム加工とも呼ばれています。それに用いる金型をプレス機に設置するのが主な仕事です。金型の種類は製品毎に異なり工場内には、数百種類もの金型が存在します。お客様からお預かりしている金型のメンテナンスも大切な仕事です。弊社は、その金型をシステム管理し受注があれば即座に設置が出来る様に管理しております。また、金型には耐用年数や耐用数があり、その全てもの項目も管理しております。金型を何時でもベストの状態に保つように日々努力しております。
色々な表面処理(仕上げ)の例

ヘアライン処理

光沢アルマイト処理

ホーニング(梨地)処理

色入れ製品の一例

研磨・ヘア処理の工程

色入れの工程

色々な表面処理
バフ・研磨
布やフェルトでできた研磨工具に研磨剤を付けて表面を磨き上げる処理です。素材の表面を滑らかにしたり、光沢を出したり、製品の価値・品質向上に用いられます。金属製品は、外観品質と機能性を求められる事が多く、プレスした製品は、表面に微妙なキズや曇りが残ります。これは、腐食や摩耗の原因にも繋がります。バフ研磨をすることで、表面が平滑化され鏡面の様に光沢が現れます。そして凹凸が無くなり表面に汚れが付着しにくいといったメリットがあります。 弊社は、プレスした製品を自社で研磨し見た目の美しさと品質向上に務めております。
アルマイト処理
アルミ素材のアルマイト処理は、柔らかく化学的・機械的な損傷で腐食が早いアルミニュウムの欠点を補う重要な防錆処理といえます。耐食性・耐摩耗性を求められるバイク・自動車のエンブレムや機械エンブレム等に適しています。アルマイトには、白アルマイト・着色アルマイト・黒アルマイト・硬質アルマイト等があります。特徴として硬度・耐摩耗性・腐食をふせぐ・熱伝導が低くなる・絶縁性等のメリットがありますが、これらの特徴を生かすには、脱脂等の前処理・封孔処理の後処理が大切であり、当社の協力工場は 、それらの工程をしっかり管理されています。
ホーニング(梨地処理)
梨地仕上とは、表面に鉄・砂等の粒子を吹き付けて表面を粗す方法です。質感・外観を向上させる為に仕上げ を施します。弊社は、サンドブラスト加工(ホーニング)で、バリの除去・表面に凹凸感を出し、製品の見栄えを良くする工法の一つとしてお客様に案内しております。

鍛造豆知識
冷間鍛造とは
非鉄金属を室温状態で金型を用いて圧縮成型する工法です。この工法の優れている点は、1分間に数個から数十個という高い能率で、素材から最終形状またはそれに近い状態まで加工する事が出来ます。冷間加工された製品は組織が微細化し繊維状組織が切断されていないので、耐摩耗性が良くなり、冷間加工硬化による強度があります。この加工材に圧縮応力を与える変形を主体とする加工法は、他の工法と比較して大きな変形が可能ですが、金型に加わる応力が高い為に金型の変形やクラックを生じ、金型の摩耗が著しくなります。弊社は、主に冷間鍛造を得意といたします。
温間鍛造とは
電気窯を用いて、素材を約300度~800度まで加熱し成型を行う工法です。加熱する事により冷間鍛造より変形の抵抗が少ない為、高精度な製品を作る事が可能です。電気によって素材を加熱する加熱装置が必要となり投資費用がかかります。弊社は、製品の大きさ・や凹凸の大きい製品等の制作時は、この温間鍛造で対応しております。